Saturday 23 January 2016

「来日一日目内に日本の良さを知るのだ」 < カリダス ①話 >

「来日一日目内に日本の良さを知るのだ」 < カリダス ①話 >


2004年9月4日、朝9時ぐらいでしょうか。ネパールから来た19才の少年の姿が東京の成田空港にあった。迎いにくる人待っていた。初めての海外だったからでしょうか、落ち着かいない様子だった、きょろきょろと辺りを見回していた。


9時半ぐらいには叔父さんを発見して、ほっとした様子を見せるのだ。その彼の名はカリダスなのだ。それからは叔父さんと一緒に東京都内へ向かうのだ。バスからこれまでとは違う景色を見ながら、叔父さんにこう言うのだ「Ramro Cha / 綺麗ですね。」



日本に来て数時間内に日本の一つの良さである「綺麗さ」を口にするのだ。彼はネパールから日本へ来た目的は「語学留学」であった。ネパールに居た時は旅行会社に勤めており、日本人の方と接する機会も多くあり、将来は日本へ留学したいという夢を描いていたようだ。今日は彼のその夢を叶った日でもあった。



バスの中には叔父さんから沢山の質問があるのだ、叔父さんも長くネパール帰ったおらず、いつも間にか時間を経ってしまっていたようだ。ネパールにいる親戚の近況を聞いていた。



色々話をしている間にカリダスが叔父さんの自宅近くのバス停に到着するだ。そこから叔父さんと二人で自宅へ向かう。5分ぐらい歩いたあと、叔父さんへ「日本はマナーの良い国ですね」。叔父さんがなぜそう思ったと聞かれ、バスから降りる時もしっかり並んでいる、ネパールとは全く違うと答えるのだ。その答えを聞き叔父が「なるほどね、その国にはその国ならではの良さのあるのだ。」



話しているうちにいつの間にか、自宅に到着するのだ。自宅では叔母さんが待っていた。

仕事だったが、カリダスが来ると機器、休暇をとっていたようだ。久々に叔母さんと会うことができ、カリダスが喜ぶのだ。次から次へとネパールにいる親戚、ネパール、故郷ポカラ、の話が出て会話が弾むのだ、


また叔父さんが日本では時間のすべてだ、時間管理はなによりも大事である。これから区役所行こうといわれ、港区芝公園にある区役所に連れていかれるのだ。区役所で外国人登録申請、国民健康封建などの登録を行い、カリダスがこれから通う日本語学校へいくのだ、そこで、学生証を発行してもらい、明日から使い定期券を購入する、最後に銀行へ行き、銀行口座を発行してもらうのだ。



一日でこれだけの手続き(日本で生活する上での最も重要な手続きなど)をを完了させたことにカリダスがびっくりするのだ。



ネパールの場合はこれだけの手続きを行うことになると、少なくても一週間ぐらいはかかってしまうのだ。来日した一日目に日本の良さを知るので、日本は時間を他なによりも大切なする国である、且つ汚職がほとんどない国である。



~続く~



アドバイス、コメントなどがあれば、bissub1984@gmail.comへメッセージ下さい。

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